本日の相場-190418

18日の日本株は反落が焦点になっている。17日の米国株市場でNYダウは、前日比3ドル安で終了した。


米国株市場では、中国の経済指標改善や米貿易赤字の縮小などが下支え要因になった。今週から本格化している決算発表では、モルガン・スタンレーユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスペプシコなどが良好な内容を示している。

その半面、ヘルスケア関連株は規制強化警戒などで、下落の流れが持続した。原油相場の下落や19日からの米国実質3連休入りへの警戒感もあって、米国株は小幅な調整下落になっている。


日本株は米国の株高一服や、米国の週末連休入りを前にした市場売買エネルギーの低下が重石になる。日本企業の決算発表では、精密などで業績下方修正の見通しが報じられている。日米や米中の貿易協議の今後詳細を見極めようというムードも強い。

18日の米トランプ政権に関するロシア疑惑の調査報告書、モラー報告に関しての会見も警戒されそうだ。


その反面、ドルの底堅さや円安地合いは日本株の下支え要因となる。日本株市場は月末からの10連休を控えて、戻り売り圧力が強まっていく一方、これまでの空売りなどの買い戻し余地も残されている。今後の決算発表では改善銘柄も想定され、割安銘柄や出遅れ銘柄、優良高配当銘柄や自社株買い増加余地の銘柄などを中心に、押し目買い需要も焦点になりそうだ。